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殺人の追憶 [DVD]

殺人の追憶　2003年　韓国

パッケージ写真のソ・ガンホが真面目な顔した蛭子能収に見える。
特典映像日本版予告編の「1986年から1991年の間に被害者10人、容疑者3000人、動員警察官180万人」には大きな違和感を覚える本編なので、早送りした本編最初の方を見直すと「本作品はフィクションです」と冒頭で断り書きがあった。
また、滅多には選択しない「コメンタリー」も視聴する。

劇中の進行
1986年10月20日　パク・ポヒ　1986年10月23日発見、赤、雨、「憂鬱な手紙」
1986年12月19日　イ・ヒャンスク　赤、雨、「憂鬱な手紙」
（二ヶ月前に失踪願が出ている）トッコ・ヒョンスン　赤、雨、「憂鬱な手紙」
ch7:ソング刑事、デモに参加した女の髪を掴んで引き摺り回して蹴る。
パク・ミョンジャ　雨、「憂鬱な手紙」
アン・ミソン　雨、「憂鬱な手紙」、桃
ch14:ソング刑事、焼肉店で女学生の一人の頭をテーブルに打ち付け、もう一人を蹴り倒してから髪を掴み”お前教授と姦ったろう”と因縁をつけ棒状の物で殴打しようとするが、そこを助けに入った男子学生に殴る蹴るの暴行を加える。
1987年10月19日＝目撃者が轢死の新聞記事掲載日
1987年10月20日＝軍靴刑事右膝切断の手術同意書の日付
傷バン中学生　ボールペン＆スプーン

赤い服は3件（コメンタリーによると実事件では始めの5件まで）、雨の日は5件、
劇中では1年間と少しで6件とテンポが速いから、どうして雨天の夜間にホイホイ外出するのか不思議に思うが、5年間で10人（1年で2人）ならありかな？
また、容疑者はＦＭラジオ”夕方の歌謡曲”に「憂鬱な手紙」をリクエストして、雨の日に待機、リクエストが通れば犯行におよぶのか？それとも、犯人は雨を予知するのか？

しかし、最も印象深いのは田舎デカが容疑者に浴びせるドロップキック。
また、女子大生でも容赦なく蹴る「ソング刑事」は犯人の資格も充分。