古代文明の謎はどこまで解けたか (2) 地上絵と伝説に隠された歴史・篇

古代文明の謎はどこまで解けたか (2) 地上絵と伝説に隠された歴史・篇

古代文明の謎はどこまで解けたか?
p49:グラストンベリーブリテン諸島の宗教の中心地か?
p81:「霊魂の直線」:霊魂は直線上を移動するという大衆の信念はシャーマンがもたらしたか?逆に霊魂・魔物が直進しかできないなら「ジグザグ」は魔よけとなる。
p90:ナスカの地上絵の二つのグループは別々の理由で描かれている。動物の絵は大多数の直線より100年以上古い。(パーシス・クラークソン)
p92:カワチは紀元600年頃放棄されている。
p103:地上絵は雨乞いの行進路:神官の無能が証明されて、農民らが直接に「神の注意を引く」手段
p114:エジプト人は陸の民族:エジプト人が海を指す語は別の言語からの借用で、ハトシェプスト女王のプント交易遠征が碑文に残るほどの功績になるくらい「海が苦手」である。
p116:古代エジプトのミイラに残留するニコチンは、タバコ服用で摂取されたにしては余りにも多量なので、ミイラ処理の過程で使われた防虫剤。
p162:「テストゥードー」が未完成(前横は防御しても頭上はむき出し)だった筈のクラッススのカラエ敗残兵が「テストゥードー」を実施した(?)
p221:第2市をトロイとシュリーマンは考えたがこれは誤りだった。本命は第6,7市で、第6市は地震、第7市はアガメムノンに攻略
p224:アルゴ探検隊が求めた「金の羊毛」は川で砂金の採取に使う「羊の皮」
p231:アーサー王伝説は1066年にサクソン人からブリテンの支配権を奪ったノルマン人には都合が良い。
p236:ミノタウルス伝説:1979年クノッソスの大邸宅地下室跡で、牛・羊・豚・犬らの骨251個と共に人骨と人骨断片371個が見つかる。人骨はいずれも少年少女のもので、動物や甲殻類、食用カタツムリと共に「調理」されていた模様。
p278:「ブリテン」の語は暗黒時代にブリュターニュ半島(またはリトル・ブリテン)に定住したブリトン人についても使われた。
p310:イギリスでは15世紀以降1823年の法制定まで、自殺者は十字路に埋葬するのが普通だった。
p320:最終的に天動説が地動説に交代した理由は、観測と理論が合わなくなったと言うより、計算や理論が複雑になりすぎた為。
p324:ケネウイック・マンの復元顔は「ピカード艦長パトリック・スチュワートだが、アイヌに近縁とする人もいる。
p325:200年5月に発見された第2のケンジントン・ストーン(バイキング碑文)はケンジントン・ストーン信者を試すために1985年に当時の大学生3人が細工して埋設していたもの。