ネコ好きが気になる50の疑問
寿命:野良は5年以内、飼い猫15年、ギネスで34年。生後2年以降は、1年で人の4歳ずつ年をとってゆく。
ゴロゴロは満足している。ゴロゴロの振動数(20〜50ヘルツ)が骨密度を高めるという。→人の「超音波骨折治療」
雄の三毛猫:染色体数は38、XXYは繁殖不適、XXYYは繁殖可能、茶色優性子が2つ揃って「茶」、優性と劣勢の組み合わせで「三毛」
肉球のある部分は全部「指」
人が糖分を甘く感じるように、タンパク質中のアミノ酸の甘みを強く感じる。糖分は上手く消化できない。
食欲は視覚よりも「臭覚」が優先、冷えて「ニオイ」が弱いと食べない。鼻が詰まると食欲が出ないので風邪は危険。
野生種はオトナになると遊んでいる閑がなくなるが、飼い猫は一生遊んでいられる。
レム睡眠中に夢を見る。
毛づくろいにはリラックス効果がある。体毛の向きに沿って「舐める=撫でる」
室内飼には縄張り不要だから「夜の集会」に出る必要がない。
フレーメン:ニオイ分子をヤコブソン器官に取り入れる為に、口を半開きにして上唇を上げる。食べ物以外でも出る。ヒトも胎児のときにはヤコブソン器官がある。
習慣化する傾向:「昨日やったことは今日もやる」
臭腺付近がむず痒い:ヒトの体にスリスリは「孫の手」代わりにされている。
縄張りから外に出たとき取る行動は気の弱い順に「固まる>逃げ出す>攻撃する」、脱走しても近所でジッとしている。
室内飼いは空腹時に飼主を「母親」、満腹すると「兄弟」と看做して遊びたがる。
人の生活に合せた暮らしをするようになる。
「モチベーション」を高めて、「やる気」を出さないと「トイレ」にいけない。
現代は「イヌもネコも人につく」
ネズミや小鳥を咥えてくるのは、安全な所に「隠しに」帰ってきただけ、家族にお土産ではない。
何年も別れていた親子や兄弟同士を覚えていない。なれ親しんだニオイか見知らぬニオイで親和性を判断する。イヌは昔共に暮らした仲間を忘れはしない。相手の持つ本来のニオイそのものを覚えている。
生後2週から7週に「仲間」を認識する。この時期にイヌ、ハムスター、小鳥等やヒトと触れ合うと仲間と認識する。
後ろ足に近い乳首ほどミルクの出が良い。
ネコ好きの人が解るわけではないが、人の出す「嫌悪感物質」を感じ取るので、ネコ嫌いは解る。
餌に砂をかける仕草は今は食欲がないから、「取りあえず隠しておこう」である。
野良猫にエサをあげたら「感謝の涙」を流した。:鼻涙管が詰まって噛むと涙が逆流するせいだから、病院に連れて行く。
マタタビに反応するのは成猫の半数、子猫は反応しない。また、副作用は無い。
徘徊性ではなく待ち伏せ型:イヌを繋いでネコを放し飼いにするのは矛盾。
P138:突然、飼主の手足に噛付くのは「ケンカごっこして遊ぼう」のサインだから、遊んでやろう。「応戦」は手を広げてネコの顔の前に出し、そのまま顔を掴む、大いに怒るが「ケンカごっこ」だから心配はいらない。叱ると「兄弟」と認識しなくなる悲劇が待っている。
獲物=おもちゃは「形」より「動き」
小さい頃は一匹で遊んでいるが、そのうち飽きて遊びたくなったら飼主を誘いに来るようになる。
避妊・去勢手術で寿命が延びるし健康に過ごせる。
P158:残飯に味噌汁の「ねこまんま」は塩分過多で、タンパク質不足:人並みの塩分濃度では腎臓を害するので、人の食べ物は与えない。さすれば「つまみ食い」を覚えることも無い。「総合栄養食=ドライフード&水」のセットでほぼ問題はない。硬いドライフードのほうが歯周病にもなり難い。
P176:乗って欲しくない場所に乗らせない方法:乗ろうと身構えた瞬間に、大きな声や音を出して驚ろかして、行動を中断させる。辛抱強く3、4日続けて、行動の度に嫌な事が伴うと判ればやらなくなる。乗った後で叱るのは無駄、自分の行動と飼主の行為を関連ずけられないから、絶対に叩いてはいけない、「凶暴な危険な奴」と判断される。
2泊までなら、立派に留守番できる。夏はエアコン要。「ペットシッター