宇宙を解く壮大な10の実験

宇宙を解く壮大な10の実験

宇宙を解く壮大な10の実験 アニル・アナンサスワーミー
P11:複数宇宙は[10^500]個
P33:ヘンリエッタ・スワン・リーヴィット
P62:ニュートラリーノもWIMPの一種
P65:「地球から太陽まで、鉛を積み重ねて、WIMPを鉛の端で発射したら、積み重ねた鉛と相互作用しないで抜けてしまう可能性が五分五分」、一つで100ギガ電子ボルトを持つWIMPが毎秒40億個ほど、CDMS検出装置を通っている筈
P66:鉛210が崩壊した鉛を8世紀の沈没船から回収したフランスの会社から購入。
P83:光子は太陽の中心から外に這い出すのに何千年とかかる。
P94:浮をロスしてバイカル湖に沈んだPMTを連ねた索の捜索にロープを付けたプロペラを落とす。
P102:バイカル湖が透明なのは、甲殻類が生物死骸を速やかに処分するからで、酸素濃度が湖底で特に高い。
P111:アタカマ砂漠→標高の高い砂漠で海が逆転層を作る。
P122:2−
P146:1960年代ハワイ諸島を襲った津波からの経済復興の過程でマウナ・ケア天文台がある。商工会のミツオ・アキヤマは日米の研究機関に天文台誘致の便りを出すと、ジェラード・カイパーの眼に留まった。
P146:逆転層のお蔭で湿気や乱気流は上昇しない。
カール・ジャンスキー
P182:恒星日 太陽日
P186: ゴヴィンド・スワラップのGMRT:網の面でも100メガ〜1.5ギガヘルツを充分に受ける。
P187:初期宇宙の水素原子が出す波長21センチ(1420MHz)の電波は、宇宙膨張で引き伸ばされる(赤方偏移を受ける)。これが地球に届く頃には、(GMRTが探知できるの範囲)メートル単位の波長になっている。
P199:宇宙空間の電子との相互作用で、低周波は高周波の波に比べて遅くなる。空間にある電子数を推定し、高周波成分と低周波成分の到着時間のズレを測定することによって、発信源を計算できる。
P233:反中性子=崩壊すると陽電子反陽子になる
P237:宇宙線が星間ガスに衝突して反陽子より重い反物質原子核を作る確率はゼロに近い。BESSが「反ヘリウム(二つの陽子がある原子核)」を観測したら反銀河からのもの。
アン・ダルヴェラ
P253:極地では飛行機のエンジンを切らない。
P263:ニュートリノが誘発するニューオンは宇宙線によるミューオンの10億分の一くらいの数しかない。
P268:熱水ドリル−2.45キロ下降するのに24時間、戻りに10時間、燃料は19キロリットル
P274:東南極氷床は海岸に向かって毎年9メートル滑る。
P288:陽子はLHCの27キロのトンネルを一秒間に11245週する。
P290:巨大なトンネルが地下に掘られるのは安全の為ではなく、地表の土地購入よりも掘った方が安いから
P314:超流動ヘリウムは粘度がゼロ
P323:Bモード偏光
P350:3500メートル級の高所に慣れるには、水を何リットルも飲んで、1日半眠る。
P353:星震学