その科学が成功を決める

その科学が成功を決める

その科学が成功を決める リチャード・ワイスマン
実験?「自己啓発」はあなたを不幸にする!
P16:人の幸福感は遺伝50%、急には帰られない(教育・収入、既婚などの)環境10%、残り40%は制御できる。
P20:「打ち明け日記」を書く:話すことは混乱を更に深める可能性があるのに対し、書くことは系統だった問題解決への手段になる。
P21:感謝をあらわす
P22:理想的な未来を書き出す
P23:愛をこめて書く
P28:体験を買う方が品物を買うよりも人の気分を良くする
P30:お金を自分のためより人のために使うと、幸福感が強まる
P32:物質主義は幼年時代に培われ、主に自尊心の欠如から生まれる
P38:「環境的変化」を体験した人の幸福感は、すぐに以前のレベルに戻ったのに対し、「意図的変化」を体験した人の幸福感は、長く続いた・・・環境的変化は「快楽の習慣化」を招きやすい・・・自分が実行することの内容と実行する時間帯をこれまでと変え、快楽の習慣化を避けることが大事だ
実験?「面接マニュアル」は役立たずだった! 
P42:「ご褒美」が、やる気を奪う:遊びが仕事に変る
P46:自分の弱みは最初に、強みは後半に話す
P48:「スポットライト効果」
P50:「真ん中効果」:「ウィーケスト・リンク」では中央に位置した解答者は最終賞金を獲得する割合45%、端に居る解答者は10%
P53:フランクリン効果「誰かに親切を施した人間は、相手にもっと親切な行為をしたいと望む」
P54:しくじり効果:JFKのヒッグス湾侵攻
P57:「自発的特徴変換」−友人や仲間の長所を楽しげに話すと、あなたも言い人間に見られる。だが、いつも第三者の欠点をけなしていると、聞き手は無意識の内にその短所や能力のなさをあなた自身のものとして感じはじめる。
P58:人は不特定多数より顔の見える個人に関心を持つ
相手にまず前向きな言葉を言わせる
P68:赤い募金箱で「1セントでも、どうぞよろしく」
実験?イメージトレーニングは逆効果
P82:
小さな目標を立てる:
目標について人に話す:約束や考えを公表すると、それらを守り通そうとする・・・目標を打ち明けた相手の数が多いほど、目標達成への意欲が高まる
目標を達成したしたときのプラス面を考える:失敗した場合に起きる嫌な事を考えると、前向きな気持ちになれない
自分にほうびを出す、日記をつける:書きとめることは目標達成の確率を大いに高めてくれる
P91:先延ばし癖を克服する方法:「ほんの数分」だけのつもりで何かに手を付けると、脳が不安刺激を受け、最後までやらないと気が済まなくなる
P94:「二重思考
P97:ダイエットと節酒の秘策:
ゆっくり食べる:飲むなら細長いグラスで:
美味しいものは、視界から遠ざける:
食べるときは集中する!:
大きな食器にご用心:
食事日記をつける:「カイザー・パーマネント健康調査センター」による研究
後悔を励みにし、ジムでは鏡を見ない:
体内のエネルギーを消費する:
体形を鏡で自覚する:
小さな袋入りは逆効果:「ダイエットパック」は安心し、自制心の働きが悪いのいで、沢山食べる
実験?まちがいだらけの創造力向上ノウハウ
P108:1940年代、広告代理店アレックス・オズボーン集団思考ブレーンストーミング):
P109:マックス・リンゲルマン「社会的手抜き」:「傍観者効果」と同様、責任の拡散にある・・・集団で作業した場合、人はアイデアを生むための時間とエネルギーを解放させようとせず、自分の中に閉じ込めてしまいがちである
P114:「部屋に居る二人の男」:数分間意識的思考を何かに集中させ、無意識が生みだす独創的思考の発露を妨げないこと・・・意識を忙しくさせ、無意識に発言の機会を与えること
P117:好奇心を持つ:慣れ親しんだ世界にばかりいると、脳はオートマチック方式で働くようになり、目の前のことをきちんと見なくなる。
P120:「緑色」
P122:集団の創造力を高めるためにお勧めできるのは、「椅子とりゲーム」、チームがうまく機能しているように見える場合でも、頻繁にメンバーを交代させた方が、新鮮で面白いアイデアが出やすくなる。
P123:独創的な絵を見ると創造力が刺激される
P124:テーブルを手前に引く、寝ころがる:引き寄せる行動はプラス、押しのける行動はマイナスの感情と結びついて脳の奥深くに記憶される・・・腕組み:頑固や粘り強さ・・・
P126:”仕事中に寝ころがる”−立ち上がると上半身の血液が下に移動し、青斑核の活動(ノルアドレナリンが分泌され創造性や柔軟性などに関わる脳の働きを減少させる)が増えるが、横になるとその活動が抑えられる
P128:手前に引く、腕組みをする、横になる
実験?結婚サイトに騙されるな
P135:二の腕に触れる効果:
P143:スピードデートを科学する:意表をつく言葉、「人まね」の効果、気が多いと敬遠される 条件のそろい過ぎはマイナス効果
P148:(女性から見て男性の)登山57% バンジージャンプ56% ジェットスキー56% フットボール52% ハイキング51%・・・ゴルフ13% エアロビクス9% −(男性から見て女性の)エアロビクス70% ヨガ65% ジムのエクササイズ64% ゴルフ18% ラグビー6% ボディービル5%
P149:「金の羊毛賞」
P155:2006年「同じ相手を嫌うことで結ばれる絆」−好きなものが同じ場合より、嫌いなものが同じ場合の方が親密になれる
P155:効果的な笑顔:顔に0.5秒以上ユックリと広がってゆく笑いは、とても魅力的に見える。同時に相手に向かって僅かに首を傾けると、効果的
P157:元カレ元カノの数?−元カノの数は0-2人の男性が最も望ましい、3人以上になると魅力度が落ちる。元カレは0-4人の範囲では多いと魅力度が高まるが、5人以上は引かれる。
実験?ストレス解消法のウソ
P164:「いいこと探し」:むかつく体験からえたプラスのことがらについて数分考えるだけで、怒りや不快感を鎮める効果がある
P169:動物の友達をもつ:犬を飼うと人とのふれあいが増える
ロボット犬や動物ビデオも効果
P175:ノンアルコール飲料でも十分なフラセボ効果が得られる・・・ホテルのルームサービス係に各業務の度に運動カロリーを知らせると、対照群と比較して減量効果があった
実験?離婚の危機に瀕しているあなた
P198:「・・・でも・・・」
実験?決断力の罠
P207:集団は暴走する:自分と同じ志向や意見を持つ人々と集団を組むと、自分が抱いていた考え方が強化される。・・・自分の考えは極端で社会的に受け入れられないと感じて表に出さずにいた場合も、同じような考えの人たちに囲まれると、しまい込まれた考えが表に浮上し易くなる。しかもそれがまた仲間を励まし、極端な感じ方更に広がっていく。・・・集団で決断にまで到達しようとすると、考え方が過激になり、意見の両極化と偏見に満ちた状況判断が生じ易い。
P211:「特典付加テクニック」−カップケーキ+クッキー2個=75セントで40%の客が買うが、カップケーキ=75セントにクッキー2個が「ただで」おまけに付くと言った場合73%の客が買う気になった。
「ひっかけ」−物乞いが25セント硬貨一枚か、37セント恵んでくださいと訴えると、この妙な頼みに引き摺られて、いつもより多くの人が金を出した。
「混乱させてから正常に戻す」−「3ドルです。お買い得ですよ」よりも「300セント・・・つまり3ドルです。お買い得ですよ」と意表つくと売り上げは2倍に
P213:「段階的要請法」
P218:「無意識思考理論」
P230:急に口数や動作が少なくなったら要注意−嘘を見抜くには、「緊張仮説」がらみの神話は捨てて、人が考え込むときに見られる兆候を探した方がいい。相手の口数や動作が急に少なくなったら要注意・・・急に詳しい話をしなくなったり、口ごもったり言いよどんだり、「私や自分」の言葉が減り、「彼や彼女」を使うことが増えたら、ご用心。相手が急に話をはぐらかし始めたら、ちゃんと質問に答えるように要求した方がいい。
実験?「ほめる教育」の落とし穴
P236:「モーツァルト効果」
P239:ほめられた子供は、失敗を恐れるようになりがち−頭がいいと褒められた子供は困難に立ち向かうのを避け優しい方を選ぶ傾向が強い
P241:大事なのは努力を褒めること
実験?心理テストの虚と実
P262:生まれた順番が性格に影響する