「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート
P19:汚い→病的にまで清潔だ
P26:多く発音を練習した単語は「うどん」と「旅館」、区別にするのが厄介なのが「作家」と「サッカー」
P28:「一本、二匹、三羽、四頭、五つ・・・・」は面倒だ
P29:「日本語お上手ですね。ペラペラですよ。」の「お」上手と「ペラペラ」は日本語初心者には意味が掴みかねる。
P31:英国人は滅茶苦茶な英語に慣れているが、日本人はほんの少し発音が基準から外れただけで理解できないということになる。
P38:「猿も木から落ちる」、「猫に小判」は無駄がなく要領を得た言い回しと思う。
P40:「ズングリムックリ」は世界の言語中でもコミカルな音の配列
P44:「勝負パンツ」:「ブリジット・ジョーンズの日記」がヒットしたのは独身女性のだれもが思い描いていたこれを率直に表に出したからである。
P48:蝉の声を「発電機の音」と思った。
P61:英国にはもう質屋は無い。
P76:「銭湯」と「新書判」
P96:日本の入浴方法に慣れるとヌルヌルした泡に浸かる入浴には戻れなくなる。
P135:池上本門寺境内松濤園
P140:日本と英国は似ているとい思う英国人はいない。たいていのヨーロッパ諸国では英国人は「フーリガン」と同義語で傍若無人な奴らで通っている。
P143:日本の労働慣行を知れば本能的にフリーターに同情する。
P150:リアリティTV:以前は英国のテレビ番組は日本よりも知的だったが、それは英国のテレビ関係者が、もっと多くの人々をはるかに安い制作費で楽しませることができると気づくまでの話で、かつての番組の質の高さは、このことに気づくのに日本人より時間がかかったに過ぎない。
P155:英国人にはスルメがエキゾチックな「発明」に見える。麦茶、玄米茶は飲まれているが、緑茶は余り喜ばれない。かつて日本に住んだ英国人の好む土産は「お茶漬け海苔とフリカケ」、風味豊かで日本の魅力が詰まっている。
P161:安藤広重『江戸名所図会』
P197:鰻の漬物:「日本料理は美味しいが英国料理は酷い」は自惚れである。ベーコン、チーズ、パン、ビールは旨い。
P197:パン→ポテト→米→パスタ
P201:「テスコ」のパン、ミルク、野菜、果物ら基本的な食品は日本の三分の一程度の値段。日本のウスター・ソースは紛い物である。
クーム・ブリュレ、サンドイッチ、ロンドンは「カレー」の首都。
P214:横浜に月に1回、下田に年2回、毎年一度は高尾山
215:”早急に第一印象を必ず書きとめておきたまえ。いいかね、第一印象というものは霧のように儚い。いったん消えてしまえば2度と君のもとに戻ってくることはないだろう。しかし、今後、この国で経験するであろう、いかなる異国情緒とくらべても、この第一印象以上に魅惑的なものはないのだ”日本学者のバジル・ホール・チェンバレンが、来日直後のラフカディオ・ハーンに与えた忠告