そして殺人者は野に放たれる

そして殺人者は野に放たれる

そして殺人者は野に放たれる
中山和男
P53:精神障害者は人口比1%程度だが、成人刑法犯検挙人員に対する精神障害犯罪者の比率のうち殺人8.5%、放火では15.7%に達する。
氏家清隆
P67:精神鑑定は検察と裁判所を思考停止させる。日本裁判史上、精神鑑定により刑罰が加重された事例は一つも無い。反復可能性の無い精神鑑定は、科学的検証に全く耐えない推測に過ぎない。
「改正刑法草案」
林田智之
逸見武光、福島章「犯人を裁かないで下さい」
大浜松三「私は過去において欲求不満になるくらい、いろんな事を抑制してきました」、村田等:措置入院の7ヵ月後に措置解除
P84:日本の検察と裁判所の誤りは、<異常>概念あまりにも恣意的に適用し、全く一貫性もなく心神喪失と衰弱を大バーゲンしている事態にこそある。
P93:人格障害者は、精神障害者の一種なのだが、検察庁および裁判所的には完全責任能力者であり、必ず起訴され重罰を科せられる。
中田修
P101:心神喪失認定をめぐっては法律家の精神医学的無知と、精神科医の法学的無知とが混乱をもたらしている。
石田昇『新撰精神病学』、著者石田は大正5年留学先で妄想による殺人を犯す。
福住修介:47XYY核型性染色体異常だったが、一審と控訴審を通して「なかったこと」にされた。
P111:およそ精神鑑定とは結論を誘導するための便宜にほかならない。
P112:癲癇発作中に暴力犯罪をなしえるという<診断>は完全なる虚構。
日本の刑事裁判では、「正常」には厳罰を、「若干ヘン」には心神喪失心神耗弱を適用し、「かなり異常」な犯罪者は存在しないことになっている。
竹林純一
井上保幸
丸山博文
川俣軍司
松崎庄八
元木恒
川上大治郎
木村幸作
刑法40条は聾唖者の関係団体が削除を求めた。
仲林秀男
矢木周二
大野康太郎
千乃裕子
長岡ナカ
古家博子
加美ルミ子
加藤竜太郎
須田洋二郎
池田春夫
佐藤宣行
上部康明
村野敏明